まだ続くわけですよ。
でもそろそろ燃料が切れてきました。かなしい。
燃料が切れて落ち着いてきたら、同人サイトを見て回った感想とか女性化ネタについての考察でも書いてみようかと思います。
やおいにおける女装や女体化ネタというのは昔からあるお約束（注1）だと思うけど、最近男性キャラが最初から女の子だったというパラレル設定物が増えているらしい。（d.hatena.ne.jp/emifuwa/20040913#p3）
どうもこれってコバルトで王子様物が増えてきたのに連動しているような気がする。非BL作品に登場するヒロインの相手役の二人にひとりは王子様だったり爵位持ちだったりするんだよね。なんなんだこれは？ ハガレン同人でも姫君と騎士物が結構あるですよ。まるマシリーズや志麻友紀の作品とも関連ありそうなんだよなぁ。
ロイにコンラッドが混じっているような作品が結構あってねぇ……。
注1：星矢のころからあるはず。夫がアンドロメダが女性化したアニパロを読んだことがあるといった。
同人小説の感想もメモっておこう。
「月の降る夜に。」
読んでいて気恥ずかしさのあまり走り回りたくなるような極甘らぶらぶ小説。
原稿用紙の使い方は微妙（カギカッコの前の句点や「………」を使っていない等）だけど、かなり読める文章。既視感のあるネタだけどエピソードの組み立てはうまい。前田珠子とか中山星香あたりの影響がうかがえる。コメディリリーフの入れ方が絶妙。ハボアイ物がよかった。
「あおとあか」
エロいです。犯罪です。文章はときどきねじれたり、語彙が変だったり。喘ぎ声やら注釈やらを入れすぎてかえって萎える。けど、好き。えろいから。
「Selene」
この人は書きなれてるなぁ。原稿用紙の使い方もちゃんとしてる。投稿ぐらいはしてるかもね。作風は明るいパラレル物。まだ最後まで読んでないけど。
……読んだ。だめだ面白くない。萌えがない。キャラが何考えてるか分からない。行動のつじつまが合わない。まあ、読んだ順番もあるんだろうけど（前のふたつがキョーレツだったからなぁ）、書きなれていても、つまらないものはつまらないんだね。残念。
