DIVAエディットとMMDを両方やってみて感じたことなど。
Twitterでもツイートしましたけど、PV作成ツールとしてのDIVAエディットは、よくも悪くもプロが作ったものなんだなーということ。
機能が制限されているし、使いにくいところもあるけれど、隅々までチェックが行き届いていて、大きな破綻がない。だれかが地味に延々とテストして調整をした結果です。
プロの仕事って、ある程度のクオリティのものを大きなミスなく納期までに提供しつづけることなんすよね。
そしてモデルやステージは数はそれほど多くなくても、さすがのクオリティ。
このクオリティの高さはほとんど採算度外視ですよね。
一方のMMDは、不完全なところもあれば飛び抜けてよく出来たところもあり、いびつだけれど可能性に満ちているツール。5年経ってバージョンは8.03になり、だいぶ落ち着いてきましたけど、MMEという追加ツールの登場でまだ変わっていく可能性はあるかなというところ。
なによりの強みは山のようにいる在野のモデラーががんがんモデルやステージを提供しつづけてくれてるってことでしょうね。クオリティはバラバラだけど。
コミュニティとしては、DIVAエディットは規模が小さくてタコツボ、MMDはジャンルごとにクラスタができていて、その中でMMDというツールそのものに興味のあるクラスタの人たちはなんとかしてタコツボにならないように努力してるッて感じかな。
MMD界は工藤Pみたいに初心者を逃がさないようにフォローしつづける奇特な人もいるわけで。
MMD界はアイデアと技術と努力と根気(仕事の丁寧さとか)が、ある程度評価される世界だけど、DIVAエディットのPVはセンスのみが評価されるところがあって、だからやっててシンドイのはDIVAエディットのほうだなと感じます。