すげー面白かった。ハマるところまでは、いきませんでしたが、この作者のほかの作品を読んでみる気にはなりました。
「やおい」でも「ボーイズラブ」でもなく「JUNE」ですね。
どれほど実力があろうともセックスという手段でしか上にのぼれないスラムの青年たちの状況というのは、(ある時期までの?)女性の置かれた状況のメタファーでもあるわけですが、今はどう読まれているのかな――最近文庫で出ましたが。
初出が1986年のJUNEでちょうど萩尾望都の『マージナル』連載と同時期。関連あるのかな? それとも単なるシンクロニティ?
世代的にも24年組の影響の匂いがしますけどね。
キリエとか『トーマ』のアンテっぽい。
ピエドラさま、本当にありがとうございました。