alisatoの日記

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読了本

『ブラッド・プライス―血の召喚』
ライトノベル。内容も文体も装丁も。電撃文庫に入っていても違和感がない。

やたらと視点が切り替わるので読み難い。原文が悪文のせいだろうけど、日本語になっていない文章もあるし(p.373の「子どものころ〜」のあたりとか)
ヒロインも吸血鬼も犯人もどこかで見たようなタイプだし、展開もどこかで見たような感じ。
つまらなくはなかったが、まあFTで出す本かどうかは微妙。
これが読めた人で、成田良悟『バッカーノ1932』を読んでいない人は読んでください。多分成田良悟のほうが面白い。

エナミカツミの表紙は好き。ポストカードでも作って欲しいぐらい。

七姫物語 三章』
物語の焦点がカラスミから、7人の姫全体に移った。
箱庭の中で繰り広げられる絵模様というところか。(絵巻物ほどダイナミックではない)
登場人物が多すぎて誰が誰だかわからんので、地名・人名一覧が欲しい。