alisatoの日記

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『コープスブライド』

朝一で映画『コープスブライド日本語吹き替え版』を見た後、池袋の乙女ロードにいって同人誌をしこたま買ってきた。

コープスブライド』はアニメだから吹き替え版でもよかろうと思ったんだけど、ミュージカルだったので「しまった!」と思いました。それほど悪くはなかったんだけどね。
牧師の声がリー様だと知って、さらに「しまった!」と思いましたが。でも時間的に都合のよい時間に上映されているのが日本語吹き替え版しかしかないのだから仕方がない。

上映前に後ろの席の女の子たちが「これって泣けるのー?」「泣けるんだってー」と話しているのをきいて、「けっ、おまえらは泣けりゃなんでもいいだろ。勝手に泣け。あたしゃ泣かんぞ」と思ったものですが、ラストでないてしまいました。くぅ……不覚。

エミリー(腐った死体の花嫁さんね)は、何にも悪いことしてないんですよ。ヴィクトリアもね。主人公のヴィクター(だっけ?)は、結果として二股かけることになっちゃったけど、きっかけは不幸な「事故」だしね。ほんと切ない三角関係で。

ティム・バートンの他の作品と同じく、この作品も彼自身の私小説ならぬ私映画なのだろうと思いましたよ。エミリー役は今のパートナーであるヘレナ・ボナム・カーターが声を当てているけど、ビジュアルは前のパートナーに似てるもんねぇ。

良かったけれど、どちらかといえば『チャーリーとチョコレート工場』のほうが好きかな。