夫の実家で稲刈り……のはずでしたが、コンバインが動かなくてどうにもなりません。試運転のときはちゃんと動いたというから始末が悪い。修理を呼んでいるけれど、稲刈り時期で混んでいるのか、相手がアバウトなのか、半日経つのに全然来ません。
私は猫の手なので、関係ないのですが、わざわざ仕事を休んだ夫は腹を立ててます。もともと予定が狂うのが大嫌いな人なのです。が、怒りの持って行き場がないので……。
ちなみに新品のコンバインはファミリーカー一台分ぐらいの価格だそうです。稲作での年収の1年分。稲作やるには、コンバインのほかに乾燥機や田植え機、耕運機、苗を作るためのビニールハウス、農薬、肥料などなどが必要です。
その上、固定資産税も払わねばなりません。農地の固定資産税は安いはずですが、宅地開発区域内にあるのでそれも高いらしいです。
というわけで、みんなアホらしくて農業なんてやってられないと土地売り払ったり、アパートを建てたり、駐車場にしたりするわけです。
食料自給率が下がるわけですね。
