alisatoの日記

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読了本

上遠野浩平禁涙境事件 Some tragedies of no‐tear land』
「禁涙境」と呼ばれる魔術が効かない街で起こる怪事件と街の崩壊の顛末。バカミスっぽい。嫌いじゃないけど。EDやリスカッセさんや風の騎士や前の巻の登場人物が出てくる。前の話にでてきた登場人物が多すぎて例によって「この人誰だっけ」状態に。

木原音瀬『LOOP』
転生物やおい。もっと甘々な話かと思ったら、えらい鬼畜な展開でありました。

(あらすじ)幼い頃から州脇義国のなかには、宮沢という若い男がいた。宮沢は、過去に愛した女への未練を昇華できず、現世の自分である州脇のなかにとどまり続けていた。そんなある日、大学で知り合った英一が、想い人の転生であることを知った宮沢は、果たせなかった彼女との幸せな日々を、英一で遂げようと英一に付きまとうようになる。

木原音瀬が描く作品には、ストーカーまがい(というより、この作品の登場人物はストーカーそのもの)の登場人物がやたらと出てくる。この人の考える恋愛は、愛と執着の区別がないんだよね。「受」もその執着を認めちゃってて、恋愛というよりは共依存関係みたいになっちゃうんだよね。それはそれでアリなんですが。