alisatoの日記

Twitterログなどを格納しておくところ

イタい書評

※この「イタい」は、「見ているこっちが恥ずかしくなる」の意味。自分とまったく関係ない存在であれば無視するか怒るかすればいんだけど、なまじ身に覚えのある行動だと、「見ているこっちが恥ずかしい」「イタい」と感じるわけですよ。

某書の書評を探してネットをさまよっていて、久々に「イタい」書評というか(サイトというか)を見つけてしまった。

いわゆる辛口批評のたぐいで、鋭いところがあるし一理もあるんだけど、そこで止まらずに著者の人格批判にまでいっちゃうんだよね。「こんなバカには小説書かせるな」みたいな。仕事で読まなきゃいけない人(トヨザキ社長とか石堂さんとか)がいうのならわかるけど、シロートなんだから嫌いなら読まなきゃいいのに、同じ作家の本を何冊も貶している。

何人かの作家を執拗に攻撃する姿から見えてくるのは、対象となった作家の「イタさ」ではなく、攻撃している本人の「イタさ」だ。とても狭量で頑なで攻撃的に見える。(いや、対象になっている人たちも確かに批判されるだけの「イタさ」はあるんだけど)
対象に向かって放った言葉は、そのまま自分自身にも向かってくるということに気づかないんだろうか。

書いているのは女性で、男性ではよく見かけるタイプ(大学生、大学院生に多い)なんだけど、女性では珍しいなと思ってプロフィールをみてみたら(案の定)同人誌やっている人だった。
自分の才能が世に入れられない(かもしれない)ことへの、不安や苛立ちが、商業作家に対する攻撃性になって出ちゃうのかなと思った。

何かをネガティブに批評することは怖いことなんだなと、改め思う。批評する対象ではなく、自分自身の弱みを晒してしまう……。

というわけで、最近では貶したくなるような作品は読まなかったことにして、さっさとブックオフに流しております。