alisatoの日記

Twitterログなどを格納しておくところ

読了本

須賀しのぶ『暗き神の鎖 後編』
カリエがあんなことやこんなことをされているところはさらっと流しているが、それでも十分少女小説の域は越えちゃってるなぁ。
(すんごい拒否反応おこす人がいるんだよね。「こんなものを少女小説文庫に入れておくとはけしからん」とか。)
そのくせ、救出にきた男性軍パートが妙に軽くて笑いをとっているのが、なんとも。コメディリリーフというべきなのか、アンバランスというべきなのか、判断つかない。
この「軽さ」が、つまり「ライトノベル」なんですが。
(私の中では、『創竜伝』と同じくらいにライトノベルデルフィニアやエフェ&ジリオラよりラノベ度は高い。ほんのちょっとだけど)

カリエはあんまり好きじゃなくて感情移入できないので、いろいろ辛い目にあっても「ふーん」で済んじゃう。
今回はサルベーンとエディアルド(「エド」と書いちゃうと、いまの私には別の人を意味するので正式名)、サルベーンとラクリゼの
関係が良かったです。

エティカヤは大変そうですが、バルアンは大嫌いなので別にどうでもいいや。