いまだに馴染めないワカモノ語のひとつに「普通に面白い」というのがある。
私が普段巡回しているサイトは、執筆者の年齢が高いこともあってこの表現を使う人を見たことはないのだけれど、最近ミンサガノベライズの感想や同人系サイトで立て続けに目にすることがあった。
その度に「これはネガティブな意味じゃなくて『皮肉ではない』とかそういう意味に違いない」と自分に言い聞かせているのだが、それでもなんとなく心臓に悪い。私にとって「普通に」は「平凡な」「並の」「とりたてていうことのない」というネガティブな意味を含んだ言葉だからだ。
以前「ARTIFACT―人工現実―」で話題になっていたことがあったなと思って検索してみたら、2004/03/16に関連記事が載っていた。
ttp://artifact-jp.com/mt/archives/200403/0316.html
もともと話題になっていたのは、下記のブログの記事らしい。
ttp://web.sfc.keio.ac.jp/~s01070yi/mt/archives/000553.html
そこにつけれたコメントに、それぞれが思う「普通に」の意味が記されていて興味深い。ネガティブな意味が**ない**のは共通しているが、微妙に意味が異なっているので、私の目にした「普通に面白い」がどれに該当するのか逆に考えてしまった。
※「絵、普通にうまいですね」とわざわざ本人にいうのは、どういう意味だ??